大らかな平屋

花巻市

ブランド別|+archi

大らかな平屋

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家を建てようと思ったきっかけを教えてください。

ご主人:子どもが生まれて、小学校に入る前の早め段階で拠点を設けなきゃいけないと思い、家を検討し始めました。 ちょうど仕事の都合で県外から岩手県に戻ってきたタイミングだったことも関係していますね。 県外にいる時から花巻市に家を建てるのは決まっていたのですが、県外にいながら土地探しをするのが難しかったため、 まずはハウスメーカーをどこにするか考えました。

奥さま:大手メーカーであれば全国に支店があり、県外の展示場で話を聞いても岩手県で建てられるだろうと考え、 大手メーカーを中心に沢山見学しました。

ご主人:花巻市に異動になってから具体的に土地探しを始めました。 結局、その時点ではハウスメーカーは決まっていませんでした。

初めてお会いした時には建築地は決まっていましたね。この場所はご自分で探したのですか?

ご主人:そうですね。 様々な会社の方が土地を紹介してくださったのですがどこもピンとこなかったんです…。 そんな経緯もあり自分たちで不動産屋さんに出向いた時に紹介してもらったのがこの場所です。 この土地は間口が狭く奥行きのある細長い場所だったのでどうかな?と思っていましたが 結局この場所に決まりました。

印象は悪くなかったけれど少しネックがあって踏み切れない、というような感じだったのですね。

ご主人:そうですね。 この場所はやめて他の場所も検討したこともあります。 一周まわってアレコレ見た上で「ここはどうか?」という考えで落ち着きました。

当時、打合せをしていたメーカーさんに「この場所はどうですかね?」と聞いてみたところ、 「いいんじゃないか」という返事で。 そこからあれよあれよ…と、契約寸前まで一気に話が進みました。 メーカーさんがあまりにもぐいぐいと話を進めるので、「このまま流されてしまって良いのか?」と不安を感じました。

そう思った時に、ハウスM21にも話を聞いてみることにしました。 岩手県の会社であることと知り合いも建てていたことがきっかけとなりました。 その時は+archiは知らず、まずは北上支店で話を聞きました。 担当者からハウスM21と+archiの2つのブランドがあると紹介していただき、 自分たちはどちらかというと+archiに興味があると感じ、+archiの担当者との打合せを始めました。

弊社以外に具体的な打合せをしてプランを作成してもらった会社は何社かありましたか?

奥さま:具体的には2社ですね。 どの会社の方にもとても良くしていただきましたが、ある1社は、 「この土地で建てる時にどんなプランになるか?」と相談をしたところ、 他の土地を検討していた際に作成したプランをそのままポン!とこの土地に当てがったんですよね…。2階建てのいつも提案される内容…という感じだったので「ああ、これか…」と思って。(笑)

「この土地に合った家」を見たいな…と思った時に、同僚から「+archiが良かったよ!」という話を聞き、 どういったものなのか聞いてみようと考えました。

ご主人:契約寸前までいった会社のプランもどこか腹落ちせず…という状況だったんです。

最後の一歩が踏み出せなかったのは、この土地に持っていた少しネガティブな要素を抱えていて出てきたプランを見ても納得できなかったからなのかもしれませんね。立地も環境も良かったけれど土地の特殊な形状が気になっていたのですね。

ご主人:土地を探している時は南側に道路があって日当たりが良くて…といったような場所が良いのではないかと 思い続けていて。 でも今となっては「一般的に良いと言われている条件の土地」ではなくても全然気にならないです!

 

モデルハウスにお越しいただき、その後は家づくり勉強会に参加してくださいましたね。勉強会で+archiの進め方をお話ししました。他社さんに比べると全く違うプロセスだったと思います。+archiと打合せをしている間、他社さんとも打合せをしていましたか?

ご主人:打合せを並行した時期も少しありましたが、他社さんはほぼナシな状況になっていましたね…。

奥さま:他社メーカーさんでプランと予算を組んだ時に、「これからどこを減額していこうか?」という目線になりました。 予算的に厳しいからこの仕様を諦めて…といった削る作業をしていた時に これから「予算を考えて我慢した家」に住むことになるのかな…と思い、悲しくなったんです。 もっと楽しく家をつくりたいと考えるようになりました。 他はリセットして、ゼロベースで+archiとの打合せを始めました。

 

お住まいに求めるものとして、「安心できる場所、帰りたくなる場所、周囲の視線を気にしない、楽しめる空間」…というのがキーワードでした。実際、他社さんのヒアリングではどのようなことを聞かれましたか?

奥さま:「どんな間取りが良いですか?」といった感じでしたね。(笑)ある会社さんでは「LDKは〇畳以上じゃなきゃダメ!それがいちばん心地よいですよ!」という 社内的な取り決めがあったんです!びっくりしました。

ご主人:他社ではあまり細かい要望は聞かれずに、たたき台のプランが出て来て、そこから打合せを詰めていきました。 たたき台があるがゆえにこちらの要望で変えようとするとパズルの辻褄が合わなくなるように感じましたね。

きっと「建築家と家を建てよう!」と思ったことはこれまでありませんでしたよね。同僚の方からお話を聞いて興味を持った…ということでしょうか?

奥さま:まずは見学に行く前に施工例を見て、雰囲気が良いから見学に行ってみよう!というのがきっかけでした。 それから担当者の話を聞いて、「建築家を交えて進めていくんだな」とその時に初めて知りました!

では、初めて来ていただいた段階では建築家が関与しているという印象は持っていなかったのですね。

奥さま:そうですね。そういった印象はありませんでした。

では、最初の入り口ではぶっちゃけ建築家にはあまり興味はなかったということですよね。

奥さま:ぶっちゃけてしまうとそうですね…。 でもなんとなく、「こういう家がいいな~」くらいのイメージはありましたよ。 細長い土地に建てるから、住宅のプロである建築家だったらどんな家を提案してくれるのか期待していました!

ご主人:どちらかというと建築家には興味はありませんでした。 当初は、ある程度信用力のある大手ハウスメーカーであれば間違いないかなと考えていたからです。 初回で担当者の話を聞いたときはまだ建築家にピンと来ておらず、でもモデルハウスの雰囲気はいいなと感じました。 こんな家が建ったら良いな…と思いましたね。

 

初めてお会いしてから建築家と設計の打合せをするまで3カ月ほど+archiとの打合せがありましたね。その間、「建築家との次のステップに進めよう」と思ったきっかけはありましたか?

ご主人:建築家に会うまでの打合せでかなりの量の情報開示をしていました。 「このくらい話せばこの形状の土地でうまいこと提案してくれるんだろうな~」という期待と信用が高まりました。 +archiのスタッフと話していく中で気持ちが高まっていきましたね。

担当建築家の印象はいかがでしたか?

ご主人:話しやすかったですね。話のテンポも良くて。 話していると段々、「この人に任せよう!」と思える方でした。 建築家としての実績もある方ですし、信用できましたね。 自分たちが満足できる家を実現してくれるだろうな、という期待がありました。

奥さま:お会いするまでは、西の方だと聞いていたので「ガツガツとした人なのでは!?」というイメージがあったのですが、 柔らかい印象の方でびっくりしました。(笑) 方言を話す優しくて面白いおじさんでした! 他県の事例なのですが、SNSで見つけて気に入っていたお家が担当建築家が設計した家だったんです! 自分たちの家も設計してくれることになり、嬉しかったですね。

建築家との打合せの最後に「ちなみに平屋はアリなの?」という確認がありました。 それまで2階建ての考えでいましたし、他社さんとの打合せで予算にシビアになっていたところもあったのですが、 「本当は平屋が理想なんです!」と建築家に伝えました。 「でも、平屋でもいけるんですか?」と思っていたところに提案されたのが平屋でした!

ご主人:平屋が良いとは当時思っておらず、完全に2階建ての考え方でしたね。 でも、建築家とお会いして話した中で、「平屋か2階建てか、どっちが良いのかは建築家に任せよう!」という気持ちになりました。 妻がもともと「平屋もいいな…」と話していたので、ヒアリングの最後に建築家に平屋を匂わせられた時にはもう 平屋への期待が出てきましたね。

提案されたプランを見た時の率直な感想を教えてください。

ご主人:最初に模型から見せてもらいました。 そして建築家からプランの意図を説明してもらいました。

奥さま:わたしは嬉しかったですね。感動しました! 「すごくいいな!」と思って、でも気になったのは坪数でしたね。 これまでは30坪代の家を考えていたので20坪代の平屋は狭くないか不安だったのですが、 実際に住んでみたら狭くなかったです。

ご主人:「いいな!」と思いましたね。模型と図面を見て、建築家の話を聞いて、わくわくしました。

先ほど奥さまより「建物のボリュームに不安があった」というお話がありましたがご主人はいかがでしたか?

ご主人:正直、坪数にあまりピンとこないので、模型や図面を見た時に要望がしっかり納まっていたことにまず満足して。 最後に坪数を聞いたときは「まじか!」と思いました(笑) でも、自分たちの要望はきちんと入っているし、「なんとかなるか!」とも思いましたね。

 

提案後、ほぼ変更は無く進みましたね。

ご主人:そうですね。 仕様などの細かいところは多少変更はありましたがほとんど最初の提案通りです。

お住まいの気に入っているポイントを教えてください。

ご主人:脱衣・ランドリーが広くて過ごしやすいです。 洗濯物を干す、畳む、しまうの作業が効率化されたところがすごく気に入っています。

奥さま:わたしはダイニングが気に入っています。 明るい場所でごはんを食べられるのが気持ちいいな~と感じます。 室内を子どもが走り回れるのもいいなと思います。 これまでの住まいでは室内で走り回らせられなかったので。

土地に対しての住まいの計画はどう感じますか?

ご主人:平屋なので、2階建てを建てるよりも土地を有効に使っていると感じます。 2階建てだったら土地に余ってしまう部分が出たのではないかな…と今となっては思いますね。

「周囲の目線を気にしない暮らし」というご要望もございましたが実際に住まわれてみてどのように感じますか?

ご主人:周囲からの視線は気にせずに過ごせています。 夜になるまでカーテンは開けっ放しです!

奥さま:ごくたまに前のお家の方が通る時もあるのですが、そんなに気にせずに過ごしています。

住んでから一冬超えましたが、冬はいかがでしたか?

ご主人:暖かさが全然違いました。 家の中がとても快適でした。

奥さま:友人にも「本当にエアコン1台しかつけてないの?」とびっくりされるくらい暖かかったです。 エアコンを消してしばらくしても暖かかったのが印象的でした。

普段皆さんが寛ぐときはどこにいることが多いですか?

ご主人:ソファで寛ぐことが多いです。

奥さま:お客さんが来た時にはダイニングで過ごすことが多いですね。

 

 


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