【+archi】「装飾しない美しさ」とは?シンプルな家がもたらす心地よさとその理由|岩手での住まいづくりに大切な視点
1. 「装飾しない美しさ」とは?
家の「美しさ」と聞くと、華やかな装飾や目を引くデザインを思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、私たちが大切にしているのは「装飾しない美しさ」です。
これは、余計な飾りを加えず、空間そのものや素材本来の魅力を引き出すことで生まれる美しさ。派手さはなくとも、心が落ち着き、長く愛せる。「静けさ」を感じる美しさです。
キーワードは「引き算の設計」
装飾を足していく「足し算」ではなく、不要なものをそぎ落とす「引き算」のデザイン。例えば、装飾的な壁紙や複雑なモールディングではなく、無垢の木や左官の壁が持つ自然な質感を活かし、空間に深みを与えます。
2. なぜ今、シンプルな家が求められているのか
現代はSNSや情報があふれ、モノもデザインも飽和した時代。だからこそ、私たちの暮らしに本当に必要なのは「静けさ」や「余白」なのかもしれません。
心の安らぎを生む空間
シンプルな住まいは、「視覚的なノイズ」が少なく、心が自然と落ち着きます。リビングに差し込むやわらかな光、無垢材の床の温もりに包まれる時間は、意識せずとも私たちの心をほぐしてくれます。
3. 美しさを形づくる「素材」と「光」
装飾をしない分、重要になるのが「素材」と「光」の扱い方。自然素材と丁寧な設計が合わさることで、空間に奥行きと美しさが生まれます。
素材が主役の住まい
節のある無垢材の床や左官仕上げの壁は、人工的な素材にはない“ゆらぎ”を持っています。この自然素材の不均一さこそが、空間にやさしさと温かさをもたらします。さらに、経年変化によって味わいを増す素材は、住むほどに美しさを深めていきます。
自然光を取り入れる設計
装飾に頼らず美しさを引き出すには、「光」の使い方も重要です。大きな窓で明るさを確保するのではなく、窓の配置や角度、壁への反射を工夫することで、時間とともに変化するやわらかな光が部屋を包みます。
4. 住み続けるほどに増す、シンプルデザインの価値
派手な装飾や流行のデザインは、数年で古く感じられることも。一方、シンプルな設計は時代に左右されにくく、長く愛され続けます。
普遍性=資産価値の安定
「流行りの家」ではなく「普遍的な家」を選ぶことで、将来売却や賃貸に出す際にも資産価値が落ちにくくなります。また、修繕やリフォームもしやすく、長く快適に住み続けられるのも大きな魅力です。
5. 藤田摂建築設計事務所とつくる、装飾に頼らない住まい
私たちは岩手を拠点に、藤田摂建築設計事務所とともに「装飾しない美しさ」を追求した住まいを多数手がけてきました。
一人ひとりに合わせた“静かな個性”
シンプルといっても、すべてが同じではありません。お施主様のライフスタイルや価値観に合わせ、本当に必要なものだけを残す設計を一緒につくります。無垢材の選定や窓の高さ、収納のあり方まで細やかに設計し、「自分たちらしさ」を自然と表現できる住まいをご提案します。
6. まとめ:装飾を削ぎ落とすことで見える“本質的な豊かさ”
「装飾しない美しさ」は、決して“質素”や“地味”ではありません。本当に必要なものだけを丁寧に選び抜いた先にある、静かで凛とした美しさです。
その住まいは、住み手の暮らしにやさしく寄り添い、日常に静けさと豊かさをもたらします。
▼新築をご検討の方へ
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