【室内窓の魅力】空間をおしゃれに仕切るアイデアと活用例
住宅デザインにこだわる方に人気の「室内窓」。
室内窓は、部屋と部屋の間や廊下などの内部空間に設置する窓で、採光や通風、空間のつながりを生み出すおしゃれなインテリアアイテムとして注目されています。
本記事では、室内窓のメリット・デメリット、活用例や設置時の注意点を詳しくご紹介します。
■室内窓とは?外窓との違い
室内窓は外壁側に設ける「外窓」と異なり、室内空間同士を仕切る壁に設置する窓です。視線を遮らず、光や風を通しながらも空間の独立性を保てるため、開放感のある間取りが実現できます。
■室内窓のメリット
採光性の向上
窓のない部屋でも、隣室から自然光を取り入れることが可能です。暗くなりがちな廊下や書斎、洗面所などにも光を届け、明るく快適な室内環境をつくることができます。
空間のつながりを演出
視線が抜けることで圧迫感が軽減され、限られたスペースも広く見せられます。家族の気配を感じられる設計にも最適です。
通風性の向上
ドアを閉めたままでも空気の流れを確保でき、湿気がこもりやすい場所の換気対策にも役立ちます。
デザイン性が高い
アイアンフレームや木製フレームなど、デザインの幅が広く、インテリアのアクセントとしても魅力的です。
コミュニケーションがとりやすくなる
隣の部屋にいる家族の気配を感じやすくなり、声も届きやすくなります。
■室内窓のデメリットと注意点
音漏れ
壁に開口部を設けるため、防音性は下がります。寝室やワークスペースなど静けさが必要な空間には不向きな場合もあります。
コストがかかる
材料費や施工費が必要で、設置する数や仕様によって費用が増加します。
プライバシーの確保が難しい
視線が通る構造のため、プライベート空間への設置には工夫が必要です。すりガラスや型板ガラスを使うことで目隠し効果を高められます。
家具のレイアウトが制限される
窓の前には背の高い家具が置けず、レイアウトが限定されることがあります。
設置できない壁がある
耐力壁など、建物構造上必要な壁には設置できない場合があります。
■室内窓のおすすめ活用シーン
リビングとキッチンの間仕切り
家族のつながりを保ちつつ、生活感を適度にカットできます。
廊下や階段への採光
採光の少ない空間にも柔らかな光を届け、安心感のある明るさを演出します。
ワークスペースの仕切り
個室のように区切りつつも閉塞感を軽減し、リラックスした作業環境を作れます。
■室内窓を設置する際のポイント
設置目的を明確にする(採光・開放感・デザイン性など)
空間全体のコーディネートやバランスを考える
両方の部屋のレイアウトを考慮する
設置できない壁があることを確認する
室内窓は、暮らしの快適さとデザイン性を両立させるアイテムとして、注文住宅やリノベーションで高い人気を誇っています。採光・通風・空間演出に悩んでいる方には最適な選択肢。設計段階でしっかり計画し、理想の住まいづくりにぜひ取り入れてみてください!
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